鍵のサビや汚れを落とす方法!早めのケアで鍵の故障を防ごう

鍵を長く使用すると、サビや汚れが気になってくると思います。そのまま使い続けて、鍵が壊れたり、回らなくなったりしてからでは、修理や交換に費用がかかりますよね。

そこで今回は、鍵のサビや汚れを落とす方法をご紹介します。鍵のケアは早めに行い、鍵の故障を防ぎましょう。

サビ落としを使う

まずはサビ落としを使う方法です。サビ落としは100円ショップで売っているので、安く手に入られます。使用の手順も簡単で、

  1. サビ落としを鍵のサビ部分に付ける
  2. いらない歯ブラシでサビ部分をこする
  3. ティッシュなどで鍵を拭く

以上です。ただ作業のときは、クリームが直接手に付かないように、ゴム手袋を着用しましょう。サビ落としの成分が体によくないからです。

酢と塩を使う

わざわざサビ落としを買うことを、大げさに感じる方もいるかもしれません。サビを落とす機会は頻繁にないので、一度使ったまま余らせることに抵抗を覚える場合もあるでしょう。

そんなときは家庭にあるもの、酢と塩でも代用が可能です。サビ落としの流れは、

  1. 酢を容器に入れる(鍵が浸るぐらい)
  2. 塩を容器に入れる(酢の半分ぐらい)
  3. 塩をかき混ぜて溶かす
  4. 鍵を容器に入れて放置する(1時間ほど)
  5. サビが落ちたら、鍵を水洗いする
  6. 水分をしっかり拭き取る

という流れで行います。酢と塩であれば、サビ落としのように、ゴム手袋をはめて作業する必要がありません。効果は専用のサビ落としに多少劣りますが、手軽にサビを落としたい場合はオススメですよ。

重曹を使う

もうひとつ、サビではなく汚れを落としたいなら、重曹を使う方法もあります。
重曹は薬局や100円ショップに売られていて、気軽に手に入ります。

  1. 重曹に水を加えて、ペースト状にする
  2. それを鍵に付けて、歯ブラシで軽く磨く
  3. 鍵を水で洗い、水気を拭き取る

という流れで、鍵を綺麗にできますよ。

また溝の汚れを綺麗にしたい場合は、容器の水に重曹を溶かして、鍵を入れましょう。しばらく放置すれば、溝の汚れが落ちます。その後、水気を拭き取って乾燥させましょう。

潤滑油の使用はNG!

反対に、鍵のサビや汚れを落とすために、絶対にしてはいけない方法もあります。それは”鍵専用ではない潤滑油”を使うことです。

鍵専用ではない潤滑油を使うと、油が乾く際に、鍵や鍵穴に付着したゴミやホコリが固められます。すると鍵が開けられなくなり、最悪シリンダーごと交換をしなくてはいけません。

また潤滑油の成分で鍵が劣化する場合もあるので、注意が必要です。

まとめ

以上、鍵のサビや汚れを落とす方法をお伝えしました。おさらいすると、サビを落としたい場合は、

  • サビ落としを使う
  • 酢と塩を使う

の2パターンが学べましたね。サビではなく汚れを落としたいときは、重曹を使うのがオススメでした。

なお鍵専用ではない潤滑油の使用は絶対にやめましょう。ゴミやホコリが固まって、鍵や鍵穴の故障に繋がります。

鍵を早めにケアすれば、鍵を長持ちさせることができます。ただ自分でキレイにするのが面倒なときは、鍵の状態が悪くなる前に、新しいものに交換しましょう。お近くの鍵屋さんにお気軽にご相談ください!